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by luna_oneday
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ギャンブル依存症:脱却☆

ギャンブル依存症:脱却、支援で恩返し 回復の36歳、施設長に--奈良 ギャンブル依存症(病的賭博)で長年苦しんだ奈良県斑鳩(いかるが)町の三宅隆之さん(36)が、4月に同県大和高田市に開設されるギャンブル依存症回復施設「セレニティーパークジャパン」の施設長に就任する。ギャンブルが原因で3回も職を失ったが、家族や民間団体などの支援で回復した。三宅さんは「回復の過程で人から無償でもらったものを一つずつ返すことができれば」と話している。【大久保昂】

 三宅さんは福島県の国立大に入学して下宿生活を始めた直後から、パチンコやスロットにのめり込んだ。「志望大学に入れず、心の中が空っぽだった。パチンコを打つと解放感が得られた」と振り返る。

 消費者金融で借金を始め、同県のラジオ局に就職後、約600万円の借金を両親に肩代わりしてもらった。それでもギャンブルをやめられず、番組制作費を使い込み、入社6年足らずで退職に追い込まれた。

 再就職した在京ラジオ局でも、職場での窃盗・横領事件で解雇され、窃盗容疑で書類送検されて不起訴(起訴猶予)になった。三つ目の番組制作会社でも着服して解雇され、06年7月、ギャンブル依存症の自助グループを通じて知った横浜市の施設に入所した。これがきっかけで依存から脱却。07年1月から同市内の司法書士事務所で補助者として働き、220万円を超す示談金も返済し続けている。

 09年春からは、大学時代の同級生やかつての上司らを訪ね、謝罪して回った。「元気で何より」など、思いがけない温かい言葉が回復の支えになった。回復体験を各地で語る活動にも取り組み、昨年10月、薬物依存症回復施設「奈良ダルク」(大和高田市)の矢沢祐史さん(34)に施設長就任を打診された。三宅さんは迷ったが、先月、司法書士事務所での仕事を離れて奈良県に移り住んだ。

 ギャンブル依存症は全国で100万~200万人いると言われ、完治することはないとされている。三宅さんは「『私も一緒に回復を目指す仲間』との目線を大切にしたい」と話している。奈良ダルク(0745・22・0207)。

http://megalodon.jp/2011-0119-1926-40/mainichi.jp/kansai/news/20110119ddf041040006000c.html
by luna_oneday | 2011-01-19 19:28 | アディクション